借用書とは
誰かから必要に応じて何かを借りた経験は誰にでもあるでしょう。そして、用事が済めばすぐに貸してくれた人に御礼を述べて返している方がほとんどだと思います。
しかし、中にはすぐに返してくれないケースがあります。酷いケースですと、「借りた覚えはない」とまで言ってくることもあるでしょう。そうなると、当事者間での紛争が発生し、ひいては裁判で争うというところまで発展する可能性があります。
このような紛争を未然に防ぎ、また、紛争が起きた時でもスムーズに解決できるようにするために役に立つのが「借用書」です。
借用書には、こう書かなければならないといった特別なフォーマットや様式はありません。
ですが、きちんとした内容で作成しておかなければ、効果のない借用書となってしまい、せっかくの予防策としての借用書が意味のないものとなる可能性があります。また、借りるものはお金・動産・不動産など様々ですので、貸し借りの目的物によって、借用書の書式・内容も変えていく必要があります。
借用書は、後の紛争の予防策として重要なものであるばかりではなく、実際紛争になった際にもお金等目的物の貸し借りを証明する重要な証拠となるものです。
貸したものを確実に回収するためにも、借用書は目的物や内容などに合わせてしっかりと作成しておきましょう。
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